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[鉄道]さよなら寝台特急さくら

・さくらを、見送ってきました。

本当は今日の日記のトップ記事は突発:スパリゾートハワイアンズ特集の予定だったのですが…やはり、さくら最終日という事でこの事は書きたい、いや書かなければいけない事なんだと思う…。という事で「ありがとう寝台特急さくら」のイベントに行ってきました。最後のさくらが長崎駅を発車する10分ほど前に長崎駅に到着したのですが…

駅のホームは、もうすごいことになってて…

…そして、時間はきて…

蛍の光がながれるホームの中、長崎駅長自らが発車を知らせる。

…敬礼!の声がかかり

整備班の皆様が一斉に敬礼。(ここで号泣してしまいました)

そして、汽笛をならしながらさくらはゆっくりと走り出す。

拍手に包まれるホーム。 「ありがとう!」「楽しかったよ!」という声がかけられ

そして、さくらはゆっくりと

東京に最後の旅に出ました。

ありがとう、さくら。

貴方は、ただの移動手段ではなく「旅」そのものでした。

…さよなら、さくら。

ここで一つ、さくらに関係した話をしようか。自他共に認める旅行好きのうちの母親から聞いた話なんですが、母親の母校の連中は地元という枠に留まらず、卒業生はどんどん東京に出た。当時は今のようにインターネットや、飛行機や新幹線といった距離の壁を縮める手段が無かった、もしくは普及していない頃でね…やはり長崎の人間からしてみたら、東京というのはまったくの別の世界。やはり長崎が寂しくもなる…そんな時は東京駅のさくらが到着するホームに行くと、そこでは東京でも長崎弁が聞こえてくる。このままいっそさくらに飛び乗って長崎に戻ってしまおうか、でももう少し東京で頑張ろう…そうやって、東京に出た人たちは遠い地元に思いを馳せた…というお話。他にも、さくらではなく急行雲仙(長崎~東京の「急行」電車)の思い出とか、いろんな事を聞かせてくれました。しかし寝台特急さくらの話をする母親の目には…やはりうっすらと光るものが、ね…。

自分も生まれて初めて東京に行ったときの交通手段は「さくら」でした。幼少の頃飛行機に乗るのを嫌がって飛行機をキャンセルしてさくらに乗って東京に行ったのが始めての東京旅行です。親と一緒に行ったあのさくらでの旅行は本当に楽しかった…ゆっくりと動き出す列車、宵闇の中流れていく夜景…飛行機や新幹線では決して味わうことが出来ない、旅情が確かにそこには存在していました。

僕の口からも言わせてもらいます。本当に有り難う、そして…お疲れ様、寝台特急さくら。