・SD&CF&SDtoCFの速度比較テスト

結局やりました。

というわけでSDカード3種、オマケでCFカード1つ。あとSDHC→CFの変換アダプタ2種の速度テストを行ってみました。環境としてはJetway HA07-Ultra(790GX) + Phenom X4 9950BEの自作PC、OSはWindows7 x64。そこにカードリーダーとしてUSB接続のFDD+カードリーダーであるFA404MXを採用しました。採用というか普段の常用環境ですな。

※ただし、Eye-FiのみFA404MXで認識できなかったので付属カードリーダーでテストを行いました。FA404MXとEyeFiカードリーダーとしての速度差は他のSDカードで検証してみたらほぼ同じ数字だったのでそのまま掲載しています。

まず最初に人気の東芝SD-T16GR6WA2(Class10)、通称白芝と呼ばれるヤツ。価格も高くなくそれでいていかんせん体感が速いので愛用しています。

次にTranscend TS16GSDHC6(Class6)。コストパフォーマンスの良さは特筆すべき、読み込みも十分速いのですが書き込みは落ち込みます。といってもこれが普通のカードよりは快適な方だと思うのですが…。

最後にEye-Fi Pro X2 8GB。ぜんぜん「速くない」のですが普通。コンパクトカメラで常用する程度であれば個人的には問題は感じません、ただし変換アダプタでCF化し、JPEG+RAWの連射は…以前の検証日記の通り。

番外編。SDではなくてコンパクトフラッシュ、愛用してるSanのExtreme III。…正直白芝に負けてるのが信じがたい…のだけどこんな数値が出たので掲載しておきます。ちなみに今はSandisk Extreme 32GB 60MB/sが安いのでそっち買った方が良い。

ここからは変換アダプターの速度テストを行います。変換するSDカードは上記テスト結果において最速だった東芝のSDHCカード(通称:白芝)をチョイスしました。ちなみに写真にPanasonicのSD-CFはSDHC非対応(さらに壊れかけてるぽい)、DeLOCKはSUN FACEと中身同じなので除外しています。

 

まず初めに昨今話題になってるSUN FACEのSFAD-CFSDXC。速度低下は見られますが実用に問題がある速度ではないように感じます、書き込みも十分に速いのではないかと。

次に手元にあったJOBOのSDHC-CFAD。上記SFAD-CFSDXCと比較しても速度低下、特に書き込みの落ち込みがが目立ちます。この組み合わせはSONYのCyberShot DSC-R1で使っていましたが、連射したりRAW書いたりすると若干厳しい印象。今回SFAD-CFSDXCを手に入れたのでそちらに差し替えます。

そんなわけで今回の検証。結論としては「白芝すげーや」「ただの変換と見てもSFAD-CFSDXC安いし良いんじゃね?」という感じでした。現状すでにJOBOだCR7000だお使いの方もおられると思いますが、1980円程度で購入できるのであれば買い換え検討しても悪くないのではないかと思います。

今回テストしたやつ→東芝SD-T16GR6WA2(SDHC 16G Class10) / Transcend TS16GSDHC6(SDHC 16G Class6) / Eye-Fi Pro X2 8GB / Sandisk Extreme 32GB 60MB/s / SUN FACEのSFAD-CFSDXC