また長崎か!!!とか言われそうですが実はこの時自分も同席させて頂いておりました!ちょうど今から一週間前の金曜日の夜の事になりますが。以前、トルコライス マニアックスの神崎さんから、今度12月にデイリーポータルで長崎の記事を連載されておられる長崎ガイドの斎藤さんを始めとした皆様で夕桐に行きますがというお誘いを頂戴いたしましたので、喜んで参加させて頂いた次第なのです、が…。
いざ当日、お約束の時間より少し早く地図に書いてあった夕桐さんのお店の場所にいってもそこにはただの民家しかない。
オロオロしているうちに時間は刻一刻と迫ってくる、そして「まさか」と思って覗いてみると。
やっぱり民家だよな…と思っていたら奥からひょっこりと神崎さん。やっぱここでいいのか!?と思い招かれるままに上に。
絶対ココ「人ん家」だよ…と思ってテーブルに目を落としたら
コップがある…やはりココで良いらしい。
そして少しずつやってこられる皆様方、やはり場所がわからないみたいでひっきりなしに連絡が入ってくる…そういった事もありましてスロースタートの飲み会となりました。
写真に写っておられるのは馬込先生。今回は斉藤さん御主催の、長崎県内の企業家の皆様や観光関連の方、そしてまた馬込先生のような方までと幅広い集まりとなりまして、自分みたいな人間が末席とはいえ参加させて頂きました事にただただ恐縮しつつ皆様のお話を伺っていたのですが、そこにこれまた噂どおり非常に腰の低い丁重なマスターが、お料理になりますという事で登場。
どーん。噂には聞いていたが本当に乱雑自然体でもってこられた!!!エビにアワビがそれぞれ一人一匹ずつ以上。茹でて、盛って、出される ただそれだけの行為を追及したこの自然体にとかって考える余裕もなく映像の暴力にヤられる一同。自分もすっかり言葉を失ってしまい…!
なんかこの方、こっちみてる気がする…。
ただただ豪快なこの料理(?)に動揺が走りつつもここでやっと乾杯の時間でございます。
かんぺー。
かんぺー。
かんぺー。
お酒も本当に「そこらへんに転がってるから自由に飲んでください」というフリースタイル、こんなフリースタイル初めてだよ俺は…。
そしてお刺身がガンガン出てくる。写真には写ってないけどアワビのお刺身も…
伊勢海老さんは刺身でまた登場。まだ余裕で動いていらっしゃるんですが…
クジラも普通に出てくる。このクジラがまたうまかった、長崎では比較的普通にいつでもクジラは食べられるんだけど、それでも「うまいクジラ」というのはなかなか。絶妙な風味にちょっとクジラが好きになったかもしれません…。
なんかこっちを見ているような気がするコチ。高級魚であり自分も普段はなかなか食べないのだけどまさかこんなさらっと出てこられるとただただ動揺してしまう…いやほんとすごいなココは…。
そして少し中座。お花をつみにいくついでにぐるりと周囲を見渡すと…
…もうね、なんなんだろうこちらのお店は。
そして最後は伊勢海老のお味噌汁で締め。お皿が、お皿を欲しい…と思っていると
またどさっと来た・・・。お皿もまたダイニミックスタイル。その結果
どうみても大学生の飲み会のような絵です本当にありがとうございました。
そして宴の後。
自分も長崎人の端くれ、長崎の様々な店や場所に旅立っていろんな経験をしてきたとは思いましたが、ここまでダイナミックなお店は初めてでした。お店のビジュアル的なインパクト、そして料理の見た目のインパクトでまた驚き、そしてその絶品の味にまた驚く。
様々なサプライズに包まれたここ夕桐さん。マスターは「紹介して頂いてもかまいませんよ」と優しくおっしゃってくださいましたが、隠れ家的なこのお店のこの雰囲気のままにしておきたいとも思うのであえて掲載は無し。
ただ、こんな長崎も在ります。
おまけ。
「魚」はもう満腹だが、「お米」が食べたりない!という事で長崎市内の繁華街にあるおにぎり専門店であるかに屋さんに繰り出したのですが。
かつてこれほど一眼デジタルで撮られた「おにぎり」が存在しただろうか…。