Amazonから2015年に出た新型のfireタブレット。定価は8,980円ですがプライム会員であれば4,980円、さらにタイムセールと組み合わせると3,980円だったので購入してみました。結論から言えば4980円ならぜんぜん買いのアイテム。
オーダーから数日で到着。パッケージは例の如くスーパーで売ってるお菓子のようなパッケージで、一度開封したら元には戻せません。付属品は最低限のマニュアルとUSBケーブル(Micro)とACアダプタ。ACは5W1Aでした。
本体はビニール袋で梱包されています。液晶に最低限の保護シートなどは貼り付けされていないので、ビニール梱包から取り出す際には注意してください。
純正の液晶保護フィルムの購入を検討しましたが、3980円の本体に数千円の保護フィルム追加するのは…という事で、今回は余っていたNexus7(2012)用の保護フィルムを自分で切って貼り付けました。
購入時のデフォルト設定だとロック画面にAmazonのキャンページ情報が表示されます。これは設定からオフにする事ができますので、気になる人はまず最初にオフにしましょう。
ホーム画面の「設定」から
こちらをオフにする事でロック画面が普通の壁紙になります。
また、Kindleには標準ブラウザとしてSilkブラウザというのが搭載されています。普段使いでは実用十分のブラウザなのですが、いかんせん検索エンジンのデフォルトがBing。
正直クソなのでこれもGoogleに変更してしまいましょう。
んじゃこっから少し真面目に触りだします。
本体のストレージ容量は少ないのですが、SDXCカードが使えるので十分カバー出来ます。ちなみに200GBのMicroSDXCカードは正常に認識しました。
SDカードを指すと、警告メッセージが出てストレージの設定になります。デフォルトだとなんでもかんでもSDカード側に突っ込もうとしますので、他のガジェットとSDカードを使いまわす予定がある人は必ずオフにしておいてください。
Kindle本を読む場合、600×1024という解像度の低さがネックになる場合があります。具体的に言えば小さな文字がキツい。
解像度の低さはブラウザでWEBを見る時にも響きます。
Amazonプライムビデオは問題なく再生できます。Kindkeを4980円で購入できるという事はプライム会員という事でしょうし、プライムビデオ再生専用端末として買うのは「アリ」です。画面の輝度とスピーカーの音量(音質ではない)に関しては特に不満を感じるものではありませんでした。
アプリストア経由で、アプリを増やす事はもちろん可能です。ただしこれはGooglePlayではなくAmazon独自のアプリストアであり、全てのandroidアプリが導入できる訳ではありません。
android最強動画プレイヤーとも言われる、MX PlayerがAmazonアプリストアにも移植されています。このアプリが動くだけでも、Kindleは動画ファイル再生プレイヤーとしての圧倒的な価値があります。
ただし、HDビデオカメラで撮影したm2tsファイルはマシンパワー不足で再生はガクガクで実用になりませんでした。これはVLCで試しても同じだったので、本体側に原因があるのではないかと思っています。
また、以前紹介したAirReceiverも動作します。これによりFireタブレットをiPhoneや他のandroid端末のミラーリング再生機として使う事も可能です。実用性はあまり無い。
※参考
・[PC]Amazon Fire TV stickファーストインプレッション ≪ 変人窟過去ログ倉庫(HJKLOG)
・[PC]買っとけこのアプリ:AirReceiver ≪ 変人窟過去ログ倉庫(HJKLOG)
結論として、Fireタブレット(2015)はAmazonの各種サービスを活用している人であれば間違いなく買い、そうでなくても格安MX動画プレイヤー再生端末、PerfectViewでのzio読書端末などと考えれば十分に”買い”のアイテムです。
本体は薄くはありませんがその分華奢な印象は無く、車載したりキッチンなどで乱雑に扱う端末としては非常にコストパフォーマンスに優れます。反面マシンパワーは決して余裕がある訳ではなく、具体的に言えばNexus7 2012に毛が生えた程度のマシンパワーなので過度な期待はしない事。
飽きたらroot取るなりHackして普通のandroid端末として遊び倒すのもよろしいですよ。
おまけ)
ストアからは消されたけど、妹ぱらだいすちゃんと落とせたし読めるね。
追記)
・Amazon Fireで Androidアプリを使用する | E.i.Z
備忘録を兼ねて。自己責任で。
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