・富士通のLIFEBOOK U938/Sで遊ぶ
富士通のLIFEBOOK U938が安いのです。
平日昼間の昼行燈業してる時にLIFEBOOK U938を沢山眺めているのですが、「いいなーコレ」と思って1台くらい買ってみるかとヤフオクを調べたら相場が爆発していました。最低でも第7世代、うまくいけば第8世代のIntel CPU(i5 or Celeron)のっかって、Windows10Proのライセンスがついてくる。これは買わなきゃハドソンです。
※ちなみに「Windowsのセットアップを自動化する」のUSBメモリでセットアップすると超楽です。
んで買ったわけよ。
液晶はSHARPのIGZOだからかなり綺麗、キーボードもごく普通の配列でクセがなくHDMIもUSB-AもUSB-Cも有線LANもオーディオもSDカードリーダーもある。さらに充電はUSB-C対応なので汎用性も高い。OSが気になる人はレジストリ弄ってアレをブチ込めばオッケーだヒャッハー!という感じで好印象です。
好感触なので分解します。
分解は裏面の+ネジを12か所取り外すだけ。ツメ止めなどもされてないのでそのままスーッと裏蓋が外れます。
分解のおすがた。メモリはオンボード4GB+1スロットなのでごみ箱から4Gあたりを追加すればよいでしょう。SSDはnVMEの2280(PCI Gen3)なので、WDのBLUEとか余ってる適当なSSDで大容量化可能。バッテリーは軽量バッテリーと大容量バッテリーでここまで大きさに差が出ます。
※ちなみにメモリは32GB認識するとのこと。32+4=36GB!!!!!
メモリスロットは公式では16GBまでしか書かれていませんがその辺にあったDDR4 3200MHzの32GB指したら普通に認識して使えました!
— やっつー (@yukkuriyattu) January 21, 2024
ちなみに液晶(上半身)を交換する時は、ヒンジのネジ2か所を外して、〇で囲ってあるコネクタを取り外せば簡単に交換できます。両端のツメを持ち上げるだけの構造なので、黒い皮膜剥がしたりしないようにしましょう。僕はそれやって殺しかけました。
リカバリは普通にWindows10/Windows11のUSBメモリから入れるだけでだいたいOK。指紋センサーなども含めて、WindowsUpdateでドライバ全て入ります。
ストレージは余ってたWDのBlue SN570、Micronの512GB(Gen4)を導入してそれぞれDiskmarkしました。これだったらBlue程度でいいかな……という感じ。
本体内蔵のSDカードリーダーは90MB/s程度は出ます、外でちょっとデジカメの写真取り込んだりする程度なら過不足ない感じ。
powercfg/batteryreportの結果。軽量バッテリーと標準だと容量倍以上違うっぽい。本気で使うPCではないのでバッテリ劣化上等と気にしていませんが、ここらへん気になる人は良品バッテリを調達するようにしましょう。
ジャンク屋でU938/第8世代i5モデルの「熱でボトムケースが変形している」という個体を見てヒエッ・・・となったので、ふとんの上で使うとかはやめた方が良いと思います。もしくはこの手のスタンドを活用するのを検討したほうがよいです。
・富士通 ノートパソコン(PC) LIFEBOOK U938/S 製品詳細 – FMWORLD(法人):富士通
・私たちは、ここに徹底してこだわった![LIFEBOOK U938/S] – FMWORLD.NET
ここらへんの記事を読むと割と変態PCだと思う。ソニーのVAIO Tシリーズ思い出しますわね。