2018年9月、格安航空会社のJetstarが長崎⇔東京路線に参入してきました。長崎⇔東京をセール価格で5000円前後、通常価格でも10000円(から)という事で、これまで就航していたスカイマークやソラシドエアと比較してさらに1段階安い運賃。ただし目的地が羽田ではなく成田という事で、具体的にどれくらいの時間がかかるのか?どんな手間か?などの疑問が出たので、実際に搭乗してきました。

【11:10】長崎空港到着。ちなみに長崎市内~長崎空港のリムジンバスもそろそろ値上げになります。

【11:13】空港カウンター。Jetstarのカウンターはスカイマークのおとなり、自分が行った段階では専用のカウンターというよりはコードシェアしてるJALの隅っこに仮設設置という感じでした。

今の長崎空港凄いでしょ。すっかりサッカーの匂いを感じる街になってきた気がします。

【11:20】保安検査場をくぐる。

【11:34】買い物やトイレを済ませつつ長崎空港第七ゲートへ。LCCという事もあり、長崎空港で最も遠くの第七ゲートが割り当てられているようです。とはいえ羽田やセントレアと違って小さな地方空港だからそこまでの移動距離はありません。

【11:57】搭乗開始。ちなみに定刻は11:55離陸の予定だったので、おおよそ10分ほど遅延しての出発となりました。あと搭乗直前に手荷物の重量チェックが行われ、重量オーバーの時は信じがたい料金を聴取される事を知らなかった女の子が泣いてました。LCCの罠よなあ。

【13:27】成田空港到着前。LCCは狭い!とよく言われていますが自分の身長ではまったく不満を感じませんでした。少しがっちりとした体格の方は追加料金を出してプレミアムシートにした方がいいのではとは思います。フライトそのものは他社と変わらず快適でした。

【13:59】おおよそ1時間45分のフライトを終えて成田空港到着、飛行機から降機。

【14:00】成田空港第三ターミナル。初めての成田でしたが…広い。ただし床に導線が記載されているのでバス乗り場/電車乗り場まで迷う事はないと思います。普段であればここですぐバスに乗ればいいのですが、後々の事も想定して第二ターミナルまで歩いてみます。

【14:15】第三ターミナルから10分ちょい歩いて第二ターミナルに到着。ここで成田空港から東京都心へのバスチケットを購入しました。成田空港からは京成バスやアクセス成田などのバスが出ており、成田空港から東京都心までおおよそ1時間強・1000円。

【14:16】東京駅行きのバスが来ましたので乗車します。今回はチケット事前購入の京成バスを利用しましたが、現金で乗れるアクセス成田の方が楽かもしれません。

【15:30】東京駅到着。実際に成田空港から東京駅までほぼ予定通りの1時間強でした、羽田からと比較すると2倍ほどの時間がかかりますが思ったより速かったのが本音といえば本音でした。

Jetstar長崎⇔成田便は安いです。その最大のデメリットが羽田空港ではなく成田空港経由になる事だと思うのですが、個人的には長崎→成田の場合は案外アリなのではという結論にたどり着きました。

格安航空会社は大抵空港ターミナルでは最果ての地に飛ばされるのが恒例だと思っていますが、長崎空港の場合は小さな地方空港なので空港内の移動がそれほど苦になりません。搭乗手続きも含めて、他の航空会社とそこまで大きなディスアドバンテージは無いように感じました。

また成田空港到着後ですが、最初から第三ターミナルでバスにのってさっさと山手線駅まで向かうと決めていればそこまで時間も手間もかからない印象です。バスの本数も多く、仮に満席で乗り逃がしたとしても次の便を待つor別のバス会社に切り替えれば大きな問題にはならないのではと思っています。後は羽田と比較して2倍ほどの移動時間をどう見るか…でしょうか。

個人的には、長崎から成田に限っては今後も利用する事は多いのではと思いました。逆方向は成田空港での時間調整がどの程度できるか感覚が身についてなかったり、成田へ移動する段階で遅延や乗り逃がしが怖い…というのもあり不安が残るので余裕をもって羽田経由で戻りたいですね。

その後せっかく東京まで出てきたので蒙古タンメン中本に立ち寄って

バスタ新宿から信州へ。

時代は旅するつけ麺なのでした。