・LinkStation(LS-QVL)のハードディスククラッシュと回復まで。
先日、自宅のデータ置き場としてRAID5で運用してるLS-QVL/R5が、ディスクエラー発生によるエラー通知&それに伴いHDD交換作業を行ったので、覚書として交換手順を残しておきます。「よくあること」なんでスクリーンショット撮ってなかったのが痛い。
1.LS-QVLの電源ランプが赤色点滅。またDISK2のステータスランプが赤色に点灯。エラーコード表で確認し、E30のハードディスク故障を確認。
ちなみにE30を吐かずに青色点滅で止まる場合もあるという症例報告が出ていますが、自分も過去、別のLS-QVL(8TB化無し・購入時の状態)がクラッシュした際に青点滅状態で止まったことがあります。
2.ブラウザから管理画面に入りエラーを確認。そのままシャットダウン処理を行い、LS-QVLの電源を落とす。
3.電源が落ちたのを確認し、ステータス異常が出てたハードディスクを取り出す。故障したのはWesternDigitalのWD20EARXでした。
手元のストックから、同じWesternDigitalのWD20EZRXを使う。ディスクトレイに装着して本体に戻す。
4.電源投入。起動処理が終了後、電源ランプはオレンジで点滅。I12でデグレードモード(※とりあえずデータにアクセスはできるが保護されてないので即死する可能性があるモード)で動作しているのを確認。
5.ブラウザから管理画面に入り、システム→ディスク→RAIDアレイを確認。エラー発生になっているので、RAIDアレイの再構築ボタンを押す。
ここで「再構築に使用されるディスクのデータは削除されます」という警告メッセージが出るので怖気づかない事。 ※自分は最初怖気づいて、最低必要源のバックアップをあわててとった事があります。
6.再構築の初期作業開始。初期作業は数分で終了し、ディスクのステータスランプが緑になり、電源ランプはオレンジの点滅(I18・RAIDアレイ再構築中)になる。これで再構築の本作業に入る。ここからはディスク容量にもよるが、2TBx4=8TBだと1日前後かかるので気長に待つこと。
再構築が完了する間も、デグレードモードで動作しているのでデータのやり取りはできるが、保護されてないモードであり、デグレードモードの最中に別のハードディスクがクラッシュしたら完全死亡になるので極力触らないのが望ましい。
以上
ちなみに、TS-XLシリーズ等のTeraStationならば、本体電源を落とさなくてもディスク交換できますし、ブラウザ経由でなくても本体操作だけで再構築が可能です。ただしDLNAが使えない…。