・Qosmio F20さんのCPU換装 ラウンド2。
Dynabookご臨終に伴い、新枕元PCに就任したQosmio F20さん。
G8がご臨終になった以上は仕方ない。というわけで今月に入ってから投入しているのですが、いかんせんCeleronM360 = EISTがきかない = 常時1.4GHzのフルパワー駆動になって放熱ファンがうるさくて発狂する という事でEISTがきくCPU換装にチャレンジ。
少し前にも書きましたが、まずは「チップセット910GMLだし、同じFSB400の方が駆動する確率高いだろ…というかコレしか動かねえだろ…」という推測の元ヤフオクでPentiumM725(400/1.6G)を入手。装着した結果は起動時のロゴはCeleronMからPentiumMになるもBIOSで正常に認識できないみたいでEISTが正常に動作せず常時600MHz駆動になり省電力すぎだろコレ…という事で泣く泣く諦めたという結果。
・・・しかし懲りない、辞めない、諦めない。
それであれば今度はハード的には望みは薄いけど、逆に同じBIOS採用だと思うQosmio F20の915+PentiumM搭載モデルで採用されているPentiumM 740(533/1.73GHz)だといけるかもしれんね!けどハード的に910GMLだと400しか対応できないはずだからそもそも通電もできないかも…いやでも気になるからやってみよう!という半ばヤケクソ気味でPenM740を調達、再度換装にチャレンジしてみた次第であります。
乾燥後。とりあえず無事に通電&起動したので一安心、起動時のロゴがPentiumMに変わったので最初のハードルはクリア。さてBIOSの設定項目は…
きたきたきたーっ!!!
CeleronM360時には露骨に謎の空白だったOTHERSの部分にDynamic CPU Frequency Modeが出現。これはイケたような気がしますよーっ!!!
うーし、とりあえず1.73GHz認識&ちゃんと1.73GHz駆動はしているみたいだな…。
東芝HWコントロールにもCPU周波数の設定という項目が出現。
CPU-Zで確認。
※低負荷時
※高負荷時
ちゃんとEISTも動作しているようで大勝利の結末に。ただしTDPが「常時21W」から「Max27W~7W」になったのでちょっと気がかり、上位のPenMと廃熱機構は同じだろうし、なにより常に最大負荷でブン回す事は考えられないから問題ないとは思います…が。
しかしQosmioさんもジャンク3980で我が家にやってきて2年で随分いじられたなあ…。CPU換装、メモリ増設、HDD増設、キーボード交換、各種ネジや保守パーツ、ドライブ用マウンタ、互換バッテリ調達、ACアダプタ確保…トータルでかけた金額考えればと思いたいけど、手に入れたスペックと使い勝手と知的好奇心の満足を考えれば本当に良い買い物だったような気がします。