・たびのたびにっき特別編 ”ゲキ★ヤス旅行記II” 第一夜(全5回シリーズ)
「旅先につく前に、この旅を好きになってください。」
これはJR九州の九州新幹線のポスターに書いてあったコピーです。
極論を言ってしまえば、鉄道というものは交通手段です。
出発地点から目的地へ、そのために鉄道は進化し続けてきました。
だけど、その移動時間すらも楽しいものだとしたら?
JR九州は、そんな思いに対して様々な形で答えてくれました。
鉄道で行く、九州の旅。
九州で楽しむ、鉄道の旅。
今年もげき★やすの季節がやってきました。
そろそろやってくる、露の足跡を感じる5月末。
ああ、駅前のロンドンパークつぶれたんだなあ…寂しくなるなあ…
そんな事も思いながら、通いのラーメン屋さんであるらーめん家・政さんにお邪魔しました。
…それは、一仕事終わったから。
JRの指定席券を確保してきました。
指定席の券は、発売の一ヶ月前から購入できます。つまり予定日の一ヶ月前、それが闘争の日…この日に希望の切符をとれるかとれないか、それが旅の成功そのものを左右するのです。
とと、ラーメン納品。いただきまーす。
翌日。
昨日とがらりと空模様も変わり、今日は気持ちのいい快晴という天気。
猫たちも気持ちよさそうに日向ぼっこをしています。
…だ、だめっ、駅に行かないといけないんだから…。
というわけで駅にいって事前に予約していた切符を受け取る、そして確認。
流石に今回の目玉だった「SL人吉」はまったくダメだったかートホホ、とか思いつつぱらぱらと切符を確認。
…と、ここで大ハプニング!
お願いしていた列車が「いさぶろう3号」だったのに何故か「いさぶろう1号」で取得されてる!?あわてて「これって間違ってませんか…?」と指摘すると係員さんも大慌て、急いで3号に取り直すも希望人数が固まったボックスシートはもう空きがないという状態に。
結局緑の窓口で駅員さんと二人、座席表をみながら「うーん、うーん…」と頭を悩ませてよさげな座席を確保するの巻。
そして、帰宅。
昨日の切符は51枚。
今日の切符は39枚。
自分の人生の中でも、これほどの切符を手にしたのは経験がございません。
あらあら…
必要な準備は、整いました。
そして、一ヵ月後。
いよいよその当日を迎えます。
おはようございま…
そんな挨拶をする余裕もないスタートダッシュ!
『マスター!この扱いはあんまりでs』
忙しいからまたあとでねっ!!!
きっぷよし!
…そう、ここはタクシーの中。
準備万端すぎて余裕ぶっこいてたら寝坊しました。
どのくらい余裕が無いか…そうですね、「このタクシーがあと信号にもう1つ余計に引っかかっていたらアウトだった」という危機的状況でしょうか。
そして危機的状況はもう1つ。タクシー代が無い。
…いやいやいや、別にお金なくてタクシーに乗るほど極悪じゃなくて。
財布の中を見たら小銭が無い…そしてタクシーの運転手さんも「しまった、今日は丁度千円札補充してないんですよ…」という大ピンチ状況。かといって一度駅のコンビニにダッシュしたらその間に特急かもめは確実に行ってしまう。
結局「長崎戻ってきてから払いに来ますっ!」という事で手元にあった全小銭:200円だけ払ってタクシーを降りることに。ゲキヤスから戻ってきたら500円払いにいかなきゃ…
そしてタクシーを降りた瞬間に改札まで猛ダッシュ!!
走って!走って!
走って!走って!走って!
友人改札でまったりスタンプもらう余裕なんか無いよ今回は!
かもめまにあった!!!
ホームにかもめの発車を告げる音が鳴り響く中、ドアの中に滑り込んだのであります。
指定されていた座席に行くと、そこにはkanさんの姿が。
「相変わらずギリギリですいません、すいませんっ!!!」と謝りつつ自分も荷物をおいて一休み、そしたら「あ、国鉄色ですね」と言われて振り向く。
…ああああほんとだ、国鉄色おるやんか!(通称:ヤクルト)
こんなことも気づかない程逼迫してたんだな…と思っていたらガタンと揺れた。
それではいよいよ今年のげき★やす、スタートです!
まずは検札!誇らしげにげきやす切符をお見せするとニコッとされる、ありがとうございます!
楽しんできますよ!
…そういえば、もう一人今回の旅を楽しんでもらいたい人をそろそろお出ししましょうか…。
ごそごそ。
『やっと外に出してもらえましたが…一人は寂しいですね…。』
そんな事を思っていると
「みっくみくに~」
『あ、あなたは…』
kanさんのサーヴァント、はちゅね登場。
よーし賑やかになってきたー!!!
そしてここでさざなみ壊変のかずぴーさんと合流、長崎からご一緒していたのですが「特急かもめ」の車内を探検されておられた御様子…おつかれさまですー。
とかやってたらここで次の停車駅である諫早に到着、あっという間でしたねーとか話こみつつふっと窓の外を見ると…
『!』
セイバーさんガン見しすぎ、それはライオンさんじゃないよー。ポンデライオンさんじゃないよー、アハハハー。
…とかやってると。
そんな自分が後ろからガン見されてた…。
ここで、P6さん、シャイさん、そして今回のゲキヤスツアーの座長であるおかp先生と合流。合計6人というパーティー編成になります。
P6さんと「流石に3週間連続で週末にお会いすると飽きますね」「ひどいっ!」という会話をしていると
なんか座長がモソモソやってる…
何事だろと思ったら「ちっちゃいミキ」をおにぎりに埋めてる。
朝から君達は!(人のこといえません
んでふっと横を見たらP6さんがまたゴクゴクとジュース飲んでる、ほんとこの人は甘い物が大す…
ってペプシソじゃねえか!!!
しかも「おいしいよ?」とか言っておられる。絶対マズイだろこんなもの…とか思っていてずっとスルーしていたんだけど、オイシイと言われると流石にのんでみないとね…。
ゴクリ
…味覚障害乙!
あ、ワゴン販売サービスだ。
『おねえさーん!おねえさーん!』
ちっちゃなセイバーさん、空腹のご様子。
そりゃまあ朝から拉致監禁されて連れてこられたからな…
おねいさんきた。
そして目の前でコーヒーとお弁当がオープンされていく…ぐぬぬ…。
セイバーさんにはなにもなし!
昼まで我慢しなさい!
その後、白いかもめとすれ違ったりしながら有明湾を北に向かう。
…そういえば、シャイさんは「白いかもめ」は初めてなんスよね?
それだったら一緒に探検に行きましょうよ!という事で先頭車両に。
先頭車両。
客席とコックピットの間は透明のガラスになっておりまして、カッチョイイ風景が楽しめます。ちなみに長崎→博多の場合は自由席、博多→長崎の場合はグリーン席が最前列になります。如何ですかシャイさん!!!
カシャ!カシャ!カシャ!
お、ご満悦っぽいな…。
…というか本当にご満悦ぽい。それだったら自分は今のうちにかもめのほかのエリアを皆様にご案内しましょうか。
特急かもめは長崎と博多を結ぶ特急電車、最短で2時間を余裕で切る速度でこの2つの都市を駆け抜けます。
グリーン・指定・自由すべての座席に皮シートを採用、客室だけでなくデッキ部分等の内装も徹底的にこだわった特急列車になっています。今回は普段はゆっくりとご紹介できない、デッキ部分を中心に皆様にご紹介させていただきます。
デッキに出ると、そこは近未来。
大きな窓からゆったり流れていく景色が楽しめます。
売店も併設されています。(した)
お、おきざり…。
トイレもちゃんと個性的なデザイン。
携帯電話用のスペースも完備。
そして最大の特徴がこのギャラリー、自分も初めてのった時には度肝をぬかれました。
長崎と博多を結ぶ白い特急かもめ。ただ純粋に「豪華」なのではなくて、「贅沢」な場所の使い方、装飾品であるこの電車。JR九州の考える「旅を楽しむ」という事の1つの集大成がここにあります。
乗りにくる価値、大いにアリです。
座席に戻ったらP6さんがペプシソ握り締めたまま寝てた…
ここで佐賀到着、でこぽんさんと合流。これで1日目のメンバーは全員揃ったことになります。
すると、座長がなにやりとりだした!
ババーン!
今回も登場・ゲキヤスのしおり!!!
しおりんではない。
相変わらずしっかり作ってあるなコレ!
しおりを読んでいたらあっというまに時間がすぎる…あっというまに福岡県にはいっておりました。
うっうー?
ふと窓の外を見ると、車両がいっぱい。
ブルートレインだ!!!
そろそろ博多ですよ、セイバーさん。
博多到着。
そしてここでの乗り継ぎ時間は短い!
別のホームにダッシュダッシュ!
…OK、まにあった!
…おっと、写真撮ってたらすぐに出発の時間だ。
いざ、九州東海岸へ!
ソニック乗車。そういえばソニックは博多→香椎に1度のっただけだな…今回が事実上の初乗車になります。
そんな中、ふっと西鉄バスの車両庫が見える…
はかた号!はかた号じゃないか!!!
…と、ここで探検タイム。まずは自分たちがいる座席ですが…もう説明無用というかなんというか。
コレ。
この印象的なヘッドレストがソニックの特徴だと思います、まるでミッキーマウ…おっと。
ソニックは全体的に「幼い」というか、白いかもめ(白いソニック)が大人に対する上質時間というのであれば、全体的に子供が喜ぶデザインを取り入れている印象があります。
全体的に「かっこいい」というのがソニックの印象。
ちなみに座席はさまざまなタイプがあるようで…くるくると変わっていくシートの色も楽しいですね。
ちなみにこれが最後尾であるグリーン車。寝心地よさそうだなー!
無人でした。
…と、ここで戻ってくるとみんな必死で床を撮ってる。
床にまでー!
ここで検札。
さくっと済ませて、車掌さん追いかけてまた今度は最前列方向へ探検続行であります。
そして隣の隣の車両に行ったのですが…
…あれ?
…あれれ?
なんか「白いかもめ」っぽくなってきたヨ???
どうやら、この車両は白いかもめタイプの様子。異なるタイプのを連結とは…ほんとソニック面白いな!
先頭車両。こっちもかぶりつき。
それではそろそろ座席に戻ります。
途中、北九州にあるスペースワールドを横目に。
子供のころは何度も遊びにきたんだよなあ…懐かしい…。
ふっと横を見ると「かもめ」がこんな所に!
…「白いソニック」として運用されているかもめのご様子。
小倉到着、ここで北上は終わり今度は一路南へと向かいます。
進行方向も反対方向になるので、座席もぐるりと一回転。
「なんかありますー?」
「折尾のかしわめしがありますよ」
「いただきます。」
折尾のかしわめしあるんだったらそりゃ保護するよね!
この直後に昼食なんで、今回はオープンして写真だけ。
夕方にお酒のツマミにぽちぽちとたべましょ、と話つつ写真とっていたのですが
せいばさまがみてる。(せいみて)
セイバーさん流石にお腹すいたのかなー?
『マスター…見ています…私を…。』
…あぁ、エビと目があっちゃったのか。ダメな人は目が合うともうダメだもんな…。
東海岸を南下する旅は非常に順調。
ここでソニックを途中下車、場所は中津。
お昼ごはんタイムなのです。
バイバイソニック。
ホームから降りると、そこで我々を出迎えていたものは…
すごい中津。
何がすごいんだ一体…。
福沢諭吉先生の銅像が。
後ろの方で「祐巳ちゃん!祐巳ちゃん!」と連呼する声が聞こえますがペプシソマニアは放置して改札を出ます。
ゲキヤスでーす。
ここで、からあげMAPをゲット!
中津は、「からあげ」の有名な場所であるという事。自分も勉強不足なんで知らなかったのですが、このパンフレットによると中津にからあげ屋さんが多い理由は「わかりません」というアバウトさ。長崎のトルコライスに通じるものがあったので少しキュンキュンきてしまった。
とはいえこのお店は関係ないんだろうな。
それでは、早速からあげ屋さんに向かいましょう!
駅から徒歩でいける距離ということだったので、まったりと向かいます。
「小さい」ってのはウリになるんだろうか…。
今回の目的地である、「鬼太郎」さんに到着。
座長であるおかP先生がすでに予約済みという事で、スムーズに座席に案内して頂く。
そしていきなり消毒かよお前らっ!!!
セイバーさんはダメ!!!
そして、ゴクゴクとビールをうまそうに頂くいい音が。
ああああ…
「ぷはーっ!」
そしたらこの座長のうまそうな顔!
頭にくるね!!!
悔しいのでセイバーさんと自分はお茶でカンパイ。チン。
『マスター、ごはんはまだですか!』
…これがまた時間かかったんですよね。
事前に予約していたしメニューもその段階でお伝えしていたのですが、この日は非常にお客さんが多かったようで店員さんも完全にテンパってた…
もうこの段階で当初の予定だった次の電車は諦めムード。とはいえ1つ遅いソニックにしても最終的にはなんとかなる…という予定だったので問題なかったのが不幸中のなんとやら。時間があればあるだけ楽しい歓談タイムになるだけです。
セイバーさんの空腹以外は。
もうちょい待つこと数刻、やっと来た!やっと来た!
セイバーさんガン見。
ざわめく一同。娘さん達も次々に馬車から飛び出してきます。
そしたら次々に料理もやってきたわけで…あっというまにテーブルは満員御礼状態。
おちついて!みんなおちついて!!!
ここでメニューの御紹介。今回オーダーしたのはからあげ定食(700)になります。
中身はシンプルながらがっつり。
カラアゲ
鬼めし(鳥の炊き込みご飯)
このメインにお味噌汁と漬け物がつきます、この量で700円はお安い!
それでは、いただきます!
そしてずっと気になってた最初に運ばれてきたもの。
鬼太郎定食についてるコレが「からあげ」であるのであれば、この小皿にのった小さいものはは…?と思ったらこれは「とり天」という事らしい。これがまたうまかったんだわ!!!
せいばさんもお食べよ。
いやーおいしかったです、おごちそうさまでした!
この後、ゆっくり食休みしたい気分でもありましたが、そろそろ出発しないと次のソニックも乗れなくなる…名残惜しいですが我々は駅に向かいました。
こんな場所に名古屋直行のバスがとまるんだ…。
うわ、幸福実現党だ…
とりあえずチラシもらったりする。がんばれよー(超絶棒読み)
…とかやってると「そろそろ時間ヤバいよ!」と言われる。うっそん?と思って時計を見たら
あばばばばばばばば!やばい!!!
急いで!駅に急いで!!!
ここから先は猛ダッシュ。なんか毎回毎回このパターンだなオイ!!!
そしてホームにあがる、リカバリで乗車するソニックは14時13分!
現在時刻は14時14分!
1分オーバー!
終わった!ゲキヤスこれにて完結ッッツツ!!!
とか思っていたら2分遅延の情報きたー!!!!!
よかった、よかった、駅のホームにソニック居ないから「もう行ったの!?」と泣きそうになったけど、まだ来てなかっただけだった…本当によかった…。
ほっと胸をなで下ろした瞬間にソニックがホームに滑り込んでくる。
あぶねえ!本当にあぶねえ!!!
スリルだらけのゲキヤスツアー。
波乱はまだまだ、終わらない。
━つづく。
・たびのたびにっき特別編 ”ゲキ★ヤス旅行記II” 第二夜
前日の続きから。
中津名物のカラアゲを満喫するもも、その代償として乗車列車の変更を余儀なくされた我々。
そしてその変更された電車にすらも乗り逃がす危機を、華麗なBダッシュで回避した我々は…
過度のダッシュによる満身創痍で甘い物がないと死ぬ状態だったのです。
まあ死にゃしないが。
とはいえがっつり食べた昼食後に駅までダッシュ、そして外は夏を思わせる天気。そりゃもうヘトヘト…そんなタイミングで丁度やってくるパーサーさん。人々が次々に甘いものを求めるのは自然な事だったのではないでしょうか。
そして、これは私にとって運命の出会いだったのです。
カポン。
うわ今年もDSC-R1さんに変なものがジャストフィット!!!
気軽に装着できるので純正レンズカバーより使い勝手がいいのが泣けます。
ちなみに今回はソニック探検はなし。流石にさっきと同じ車両なので…
そして距離が短いから。油断してたらあっという間に別府だよ!
あ、遠くにレッドエクスプレスがおる…とはいえ今回は別府は通過なのでそのまま。
別府湾をぐるりとまわり…
無事に乗換駅であるおおしたに到着。
すると、今回乗ってきた隣のホームに先ほど見かけたコが。
しかし昔ながらの485系(この形の列車)も、カラーリングで印象まったく変わるよなあと…JR九州はこういったデザインが本当に上手い。統一感はまったく無いんだけど、それのおかげで同じ九州というエリア内であったとしても別の鉄道会社にいるみたいで楽しいのです。
向こうには今回は乗ることがなかったハイパーサルーンも居るな…
そして振り向くと大根。
大根。
…大根みてる場合じゃない、今回は余裕をもって乗り継ぎします。
なんか今回のツアーの中でやっと「走らずに乗り継ぎ」できる気がする…。
ぐるりと地下を潜って
ホームに来たら
なんかカッチョイイ電車が僕たちを待っていた!
大型のLEDがクール、そしてド派手な塗装。
JR九州、在来線車両にも手を抜いておりません。
むしろ、もはやここまでくると趣味という領域な気がします。
予定ではここから由布院まではJR九州が誇る「ゆふいんの森」移動予定でしたが、前述したようにカラアゲトラップにより乗車できなかったのでリカバリーという事で在来線の移動になります。
それでははっしゃー。
ふるごう・・・?
古い国府田さん・・・?
分岐通過。ここから由布院に向かいます。
しかし、今回は「ゆふいんの森」にのりたかったなあ…という気持ちもあり、この各駅停車の移動は正直いえば残念…という気持ちは当初あったのですが、窓に外に広がる雄大な風景がそんな気持ちも流していったようです。
距離的にそこまで絶望的な距離ではないので時間的にもそこまで変わらないのですが、ゆったりと走る電車だからこそ楽しめる風景は非常に心地良いものになりました。
あと最前列でかぶりつきだったしネ。
リア充。
そして1時間弱の山間の旅も終着地へ。
九州が誇る温泉地・由布院に到着であります。
ここでまずはいきなり駅の改札を過ぎる…といっても由布院駅には改札が無いのですが(!)。そして再び駅のホームに戻ってくる我々の手には、タオル。
タオル。
…そう、ゆふいん駅には駅の中に足湯があるのです!
ゆっくり温泉に行くかどうか、という事の前に なにはともあれ手軽に足湯という事で、全員そろって足湯タイム。
はー、きもちいー!!!(※ほぼイキかけました
…そういえば、朝からずっとダッシュばかり、さっきの在来線は1時間ずっと立ちっぱなしだったし…これはキますなー。
セイバーさんも隅っこの排水溝で足湯、足湯。
…鎧は脱いだ方が良いとは思いますが…。
ニーソもね。
風呂上がりの一杯・甘い毒飲料でご満悦!
それではそろそろ足湯を出ましょうかー。
惨劇は、その時。
『あっ、マスt』
「トポーン」
!
泡出てる!
沈んだ!!
引き揚げられた…。
そして足湯.OUT。
しばらくすると…駅のホームに人だかり、そしてそこにやってくる緑色の列車。
しかしゆふいんの森大人気すぎだろ…
ここでゲキヤスチームは一端別れます。
博多で用事がある方・そしてまた「ゆふいんの森に一度はのってみたい」という方はこのゆふいんの森で一気に博多まで北上、残ってのんびり温泉か。自分や座長、P6さんは以前のゆふ森を体験しているし、他の方で未経験の方にはたとえ立席でもゆふ森にのってもらいたい…という事で。
立席特急券を発行してもらい、皆様は旅立つことに。
※指定席は満席でした。
※※ゆふ森は全席指定席です。
我々は残り、もうすこし遅い時間帯のゆふDXで博多に戻ります。
残留組3人はここからタクシーで移動。以前徒歩でまったり移動した事はあったのですが、あの時は予想以上に歩いたのと今回は荷物も多いという事で…人間素直が一番だと思うのであります。
土曜日という事もあって観光客の皆様多かったですね…そして車を走らせる事10分ほど。
今回やってきたのは、ぬるかわ温泉。
おんせんなう!
そふとなう!!
なんか必死に写真撮ってる人が居るな…。
それでは、ちょいと失礼して…。
(入浴中)
さっぱり。
…というのもアレなので。この写真の母屋はあくまでも受付、別の所に浴室がある小屋があってそこの中でゆっくりとお風呂を楽しむというシステム。非常に赴きのある佇まいで歴史を感じるのだけど、それがまた良い雰囲気でございます。
泉質は無色透明で匂い等も印象がなかったんだけど、さっぱりとした非常に気持ちいいお風呂。温いお風呂と熱いお風呂が用意されていて、自分みたいに熱い温泉が苦手な人も楽しめる感じでした。かなり気持ちの良い温泉だったという記憶が未だに肌に残っています。
風呂あがり、ふっと目の前に気になる看板がありました。
そう、由布院を代表する観光地の1つである金鱗湖が目の前だったのです。今回訪れたのは初夏という事もあったのですが、冬場はこの湖に霧が立ちこめる…そう、この湖は「暖かい」のです。冬場は気温と水温の温度差で霧が発生し、それがまた綺麗だというのを自分も写真で見たことがあります。
今度はそういった季節にゆっくりとまた来たいですね…。
なんかいる…。
ここから市街地に戻る。
市街地で、本日プレオープンのプリンのお店を発見する。
帰りの電車の中で食べましょう。
由布院にきたら毎回立ち寄ってるからあげ屋さん。これも帰りのツマミに保護。
駅前の売店の中にあった、はちみつかぼすジュース。
これは今頂きます。
…そうこうのんびりしているうちに、すっかり太陽も落ちて薄暗くなってきました。
ここから先の特急ゆふDXは指定席が取れなかったので自由席、ホームでのんびり待ちます。
しばらく待つと派手な黄色いボディが登場、ここからは2年ぶりのゆふDXになります。
先頭車両の展望だったら楽しいんだけどね、ほかの座席は普通の「ちょいとレトロな特急電車」といった雰囲気。
しかしJR九州の「なんかよくわかんないけど豪華だぞコレ!」という電車をずっと連続でのってきた直後だったので、これはこれで懐かしい感覚がしてとても落ち着く。そういった選択肢も用意されてるJR九州であります。
そしていきなり消毒。
ここからしばらくはゆっくりと暗くなっていく火の国の山間を楽しみます。
肴は先ほどの「ゆふふ」で一緒に買ったチーズ、そしてプリン。
プリンはカラメルが甘くなくて大人の味という感じですね。。。
外はすっかり夜景に。流れていく筑後平野の光がとても優しい…
人身事故により少々遅延したものの、ほぼ定刻に博多到着。
特急密集地帯での人身事故だったようで、各地の列車に遅延情報が相次いでる…
ゲキヤスの手書き広告だー。かわいい。
ここで先発隊の皆様、そして仕事おわって抜け出してきてくれたユイさんと一度合流…の前に、一度宿に荷物投げてきます。
あれ西日本パスって期間延長したの???
期間延長もだけど1人旅で使える用にして欲しいよなあ、それができれば苦労しないってな…
「おとなりきっぷ」という100きっぷで博多から祇園へ地下鉄で向かいます。
…惜しい、な…。(?
祇園までは本当に一駅、あっという間の移動であります。駅から宿へは裏通りを抜けてすぐ…
てぶくろふぇちのみなさまにささぐ(棒読み
今回お世話になったのは、祇園の駅前にある山本旅館さん。レトロな昭和を感じさせるお宿で、最近ではなかなか感じられない雰囲気にもかかわらず部屋にはLAN回線が来ているというのが今回のチョィスの最大の要因になりました。あと安い。
チェックインして荷物をおいたら再び博多駅にとんぼがえり。
そして博多駅でユイさんと再び合流、今夜の宴の開催場所に向かいます。
ふっと、ユイさんとかずぴーさんが興奮している。
何事だ?と思ってみてみると
君たちは…。
※72的な意味で
個人的にはこっちの看板の方が気になった、なんで近藤さんが恋のライバルなんだハリー君
今回やってきたのは、「おおいし」さん。
博多といったらラーメンかモツ鍋か…という選択肢において今回は後者をチョイスしたのであります。
到着、そしていきなりカンパイ。
なんか改めて思い起こせば一日中飲んでばかりの人もいるな…。
娘さんズもこっそり登場。
そしてすぐにやってくるモツ鍋様!
『お…おお…おおお…』
モツ鍋は醤油と味噌の2種類、どちらもあっというまになくなる…どんだけ飢えてたんだお前ら!
…長門さんもモフモフしてるのを目撃する。
という事で追加のお鍋を店員さんにもってきてもらう。
セイバーさん落ち着いて、まだまだたっぷりあるから!!!
宴の後。
閉店時間までたっぷり楽しませて頂きました。
土砂降りだったのでタクシーで宿に帰還、風呂に入る余裕もないまま布団に崩れ落ちたのでございます。
―つづく。
ゲキ★ヤス 旅行記シリーズ
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