2024/01/11

・激安ノートに化ける？Ryzen 3 PRO搭載の“OSナシ”モバイルシンクライアントが1.8万円から – エルミタージュ秋葉原

7月頃に話題になったHPのRyzen Thinclientを譲って頂いたので弄ってる。半日ほど弄った現時点での感想は「買うかどうしようか悩むくらいの人は買うな」になっちゃうかなあ。

譲って頂いたのはmt44、Ryzen3 PRO 2300U/8GB(+8GB)/128GB、14インチFHD液晶のモデル。本体の質感はとても良く、少し前のMacBook触ってるような感じ。Windowsのライセンスシールついてるが、Windows 10 IoT Enterpriseなので入手性に難あり(普通のWin10Pro入れてもライセンス通らないので注意ね)

面倒だからまず最初に分解する。裏面の(+)ネジ８本を緩めて、側面の隙間にギターピックでもクレカでもｼｬｯとやって開腹してくれ。分解写真はSSD取り外し＆メモリ増設後の状態、SSDはサムスンのMZNLN128HAHQ(M2 SATA 128GB)が刺さっとった。メモリは8GBに+8GBを増設しておいたよとのこと。

今回は余ってたWD BLUE(M2 NVME 1TB)を刺し組み立てて起動。起動時にF10を連打してセットアップに入り、Advanced→Display Language→日本語、セキュアブートの構成→セキュアブートの無効化(お好みで)はやっておこう。あとはWindowsのセットアップUSB刺して再起動。F9連打でBoot選択だ。

ちなみにUSB-Cからの充電にも対応しているので、普段使いではACアダプタ必須じゃないのはありがたい。スピーカーはデンマークのBang & Olufsen監修だそうで思ったよりいい音が出るね。カメラと指紋は殺されてるモデルだったよう。

レジストリ弄ったWindows11を仮入れしてテスト。WindowsUpdate経由でPCIデバイス1つ見つからない所までは行くが、ホットキーユーティリティとかは手動で入れてくれ。 https://support.hp.com/jp-ja/drivers/selfservice/hp-mt44-mobile-thin-client/19404466… ここから適当に入れる。最新BIOSとかも出てるよ。M2 NVME SSDはちゃんと認識して速度も出てる。

お待たせ／いつものアレ。まあRyzen3とはいえ2300Uだから……。ポジティブに考えれば2万円以下で買えるノートで起動するだけでも御の字と思うべきでしょうなあ。そういう機械ではないし。

ただ「２万円以下で買えるノート」とは書いたけど、あくまでも「Windowsのライセンス余ってる人」って話になっちゃう。UbuntuやChromeOSFlex入れるなら過剰スペックだし、別途ライセンスも調達するデス！って話なら最初からi5 8250UくらいのThinkPadでも買った方が良い。(L580とかだいぶ安いし