2000/07/02

この、三菱製 Apricot FXノート(M3474-A152)は、CPUにPentium75MHzを搭載、HDDはIBM製の540MBのやつ、ビデオチップにはシーラスロジックの石、サウンドチップはクリエイティブのサウンドブラスタ互換?を搭載との事で入手したノートです。メモリは24Mに拡張済み。こいつでお値段は…あ、言っちゃマズイんですか?わかりました。格安とだけ言っておきますね。 さてこいつ。前に入手した跡継ぎ様のノート(同型機)が、UXラボで改造手術の末クロックアップに成功した前例があったので分解改造プレイとしゃれ込んでみました。分解したら必ず不具合が出る・あと何故かネジが大量に余るたびラボの久しぶりの解体記録です。 さて、今回使用するCPUはPentium133MHz。某所で譲っていただいたものを使用します。本当はP150クラスを使用して133にクロックダウンして使用する予定だったのですが、文句はありません。 Pentium-133 まず、キーボード面の上部にスピーカー部分のパーツを外します。次にキーボードを外します。フラットケーブルも外しましょう。CPUファン固定しているへにゃへにゃの金具をポン、インジゲーター液晶のカバーを外して中のネジもとっちゃいましょう。また、視界に入るネジは片っ端から外します。 上部を外します。手前にあるマイクのケーブルを見落とさないように。すでに数年間酷使されたノートなので、ケーブルの類も相当キてるので簡単な衝撃で破損する可能性が高いですので、少し古めのノートの分解作業には気をつけること、と知りました。 左下にはたびラボお約束のガムテープ。 さあ、ガンガン分解しましょう。メインユニット部分から、メイン基盤を取り出します。何カ所かのネジ止めされているのでポンポンポンと。 バラバラ。この時点でネジがもう散乱する。 さて、やっとメイン基盤にたどり着きましたので眺めてみましょう。 メイン基盤。 左部分の青いパーツはPCカードスロットのパーツです。左上のチップはサウンドチップですね、互換もクソもViBRA16Sが載っていました。中央部分にはALIの石が見れます。ひっくり返すとメモリスロットがありますが(メモリは最初に抜いておきました)そこにシーラスの石がありました。 さあ、本題のCPUの換装にいきましょう。CPUはゲタにのっているだけなので、ちょっと…いや、かなり力をいれて無理にとっちゃいましょう。えいっ。(くにゃ)………Pentium75の足が曲がったところで、日本の景気にはたいした影響はありません。 P75です さて、CPUを換装しましょう。今のCPUから熱伝導シールでひっついているのCPUクーラーを外して、新しいCPUに張り付けます。ドライヤーであたためて・・・ペタッと。 ハンコの正体はこれ。 まあ結局これでひっつくハズもなく(当然だが暑さで少々思考回路が不調だったんだねこれが.)結局はシリコングリス塗って以下略ですね。また、CPUソケットの横にあるジャンパでベースクロックの変更ができます。 設定は■=ONで

□■ ■□33MHz (P50) ■□ □■60MHz (P90) ■□ ■□50MHz (P75) □■ □■66MHz (P100)
となっているみたいです、倍率はここだけではx1.5、どっかに設定あるはずなんですがめんどうだったのでやめておきました。とりあえずP133を90駆動。クロックダウンはCyrixマニアの常套手段です。あとCPU部分裏。 さて、あとは組み立てるだけです。ポンポンポンと。ここでは面白い話もなにもないので割愛。ネジがやはり大量にあまったのですが、それはワシントンの治安には然したる影響も与えないと判断します。 戦終えて ●某氏の言うように難易度は低めだが油断大敵。酷使されたノートはケーブルが痛んでいる時が多いので特に要注意。 得たもの ちょっとだけ早いCPU速度 へにゃってなった熱伝導シート ネジがいっぱい 失ったもの スライドパッド(分解時にケーブルを断線した模様) →外マウス常備で対応  世界を彩る音(分解時にケーブルを断線した模様) →イヤホン常備で対応 …失っている物の方が大きいやんけ! 結論 たびラボ 物品破壊の伝統は守られる]]>

Webお散歩にっき

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