2004/03/20
触ってきましたPowerShotS1-IS!
昨日3/19にCanonより発売されました手ブレ補正付き10倍ズームレンズを備えた最新鋭機・PowerShot S1 ISですが発売日に購入されましたEP3師の御好意で速攻触らせて頂く事が出来ましたので感じた事を少々レポートさせて頂きます。
まず、箱から取り出してみての第一印象ですが想像した以上にボディが小さいという事があります。カタログやwebでの写真を見ての印象から一回り小さなボディだなと感じました。また大きさだけでなく重量に関しても想像以上に軽く、女性の方にも使いやすいカメラではないかと思います。外観に関しても相手に威圧感を与えないボディデザインなのでコンパクトカメラ感覚での運用もできるでしょう…悪い言い方をすれば全体的に少々高級感には欠けるといえます。
撮影ポジションにはいった時は、しっかりとしたグリップのせいで安定してホールドできます。この感覚は他社の上級カメラと比較しても遜色ないと思います。
次に電源を投入してからの事。メーカーとしては当然ニッケル水素電池を推奨してますが、今回はこのS1ISのウリとしてアルカリ電池での動作保証という事を考慮してあえて家電量販店で安売りしている低品質のアルカリ電池(4本100円の怪しいメーカーの)、またバッテリに関して少し厳しめになるようにマイクロドライブ(1G)を使ってのレポートとなります。
シャッター部分の近くのスイッチで起動します。プッシュ式のボタンではないので入れ物の中で電源スイッチ誤爆という心配は無さそうです、電源投入から完全に起動するまでの時間に関してはストレスは無し、すぐにレンズがせり出してきて撮影スタンバイ状態になります。ここで一つ気になったのがレンズカバーの事なのですが、自分がこれまで使った4900Z、S602、C730、C750等はせり出してくるレンズ部分にレンズカバーがしっかりと装着されています。しかしこのS1ISはせり出してくるレンズの外側の部分に装着する形になっていますので、レンズカバーをつけたまま電源投入すると当然レンズに押し出されてレンズカバーが外れてしまいます。そういった事も考慮されている為かこのレンズカバーは強く装着はされておらず、ふわっとかぶせる形になっているのでちょっと力を入れるとすぐ外れてしまいます。電源スイッチの誤爆の心配は無いが簡単にカバーが外れてしまうので、かばんの中にカメラをポーンと入れて持ち運ぶと ほぼ間違いなく気が付いたらレンズカバーが外れてレンズに傷といった事が有りそうだと思いましたので、別売りのソフトケースは必須だという印象をうけました。
起動後の話。いよいよ期待のx10光学ズームですが…X1からX10までの切り替え速度がバカみたいに早い、ざっと一秒。勿論ズームレバーの角度によって二段階の調整が可能ですがちょっと極端に代わりすぎなので慣れるまではピッタリのところにズームするのが少々辛いかもしれません。またメニューからデジタルズームをONにすれば最大で光学併用で32倍のデジタルズームが可能、手ブレ補正機能と併用すれば十分実用になると思いました。ちなみに手ブレ補正機能ですが、本体の横にIS切り替えスイッチがついてますので必要ないときはボタン1つで自由に切れます。三脚を使っている時や、また電池消費を節約したい時には積極的に切り替えて使うのが可能なのでこれは非常に好印象でした。
上記メニュー画面に関しても、必要十分以上に設けられた設定ボタンのせいで非常に使いやすく纏まっています。FinePixのウリの「F」ボタン(よく使う機能へのショートカット)とほぼ同等以上の使い勝手だと思いましたし、深いメニュー画面までいけば細かい設定も可能。豊富な撮影モードと合わせて必要な機能にダイレクトでアクセスできるのではないでしょうか。
撮影時に活躍したり、メニュー設定でも使うバリアングル液晶は少々画面が小さいと思います。また画質も絶賛するほどの画質ではないと思いますが撮影したものを確認する程度であれば合格点…ここまでの評価では普通の凡評価で終わってしまいますがこれは回転しなければの話。自由な角度に回転できるバリアングル液晶はやはり絶賛。前に人ごみがいる状態でもバリアングル液晶であれば持ち上げて液晶モニタを下側に向けて撮影といった技が使えます、またそんな不安定な体勢で安定した状態を維持できなかったとしても前述した手ブレ補正機能が強力にバックアップしてくれます。
さてハードウェア面に関してはともかくカメラは実際の写真よ写真、という事で今回は夕方に長崎市の電波塔がある稲佐山に行ってきました。駐車場に車をとめたらにゃんこが大量に日向ぼっこをしていたり公園があったのでEP3師に早速PowerShot S1-ISを使って撮影していただきました。
先日のWPC ARENAのレビューでも書かれておりましたが解像感のある絵になっている反面、少し明るめに撮影される傾向があるみたいです。また液晶画面の品質のせいか、撮影後に液晶で確認したらこれはちょっと…という絵が多い印象もあり。ただし帰宅後にデータをPCで確認したらこれイイやん!と感じれましたのでここも慣れが必要なところかもしれません。 また、動画のサンプルとして上記の噴水のを一分間ほど撮影したAVIから5秒間だけを切り出したものを掲載します、こちらからどうぞ(AVI 640x480x30fps 5sec) 少々容量を食いますが画質に関しては個人的にはデジカメで撮影する動画としては十分。また撮影中にも手ブレ補正機能が働きますし、光学ズームも使えますので動画撮影も実用十分を超えた満足できる品質にあるのではないでしょうか。 そんな感じで静止画を83枚動画を63秒撮影した段階で電池警告が出てシャットダウンしました。つまりアルカリ電池では公称値通りおおよそ100枚前後の撮影が可能という事みたいです。この数字は緊急用としては実用十分な撮影枚数だと思います。また今回はマイクロドライブを利用しておりますので、コンパクトフラッシュを使った場合はもう少し撮影可能枚数が伸びるんじゃないかな。これまで自分はS602というキチガイロングバッテリーカメラ+アルカリ電池の生活に慣れていたので少々物足りなく感じはしますが、あくまでアルカリ電池は緊急用と割り切り、ちゃんとニッケル水素電池を用意すれば特に撮影で電池警告に悩む事は無いと思います。また最悪バッテリがなくなっても近くのコンビニでアルカリ電池を買えばなんとかなるという安心感は旅行先、遠出のイベント等では大きいでしょう。 以上が発売直後に触らせてもらったり撮って貰ったりしていたPowerShot S1 ISレポートです。個人的な印象としては非常に良いカメラだと思います、金額的には五万円前半と少々お値段は張りますが、オールレンジにカバーできるズーム性能、距離だけでなく角度まで自由になるバリアングル液晶 その二つに加えて充電時間から開放されるアルカリ電池のサポート等死角を感じられません。今回触ってみてケチをつけるとすればレンズカバーがすぐ取れるの一点だけなので、これからちょっといろんな事に使えるデジカメを欲しいという人にはオススメできるものではないでしょうか。 さて、EP3師が撮影しておられる間肝心の俺は何をしていたかというと…もって行ったS602もC-750UZも使わず19日に入手した俺の次期本気戦闘用カメラ…あの話題の一眼タイプのデジカメ、3/19に買っちゃった!Photo by EP3/解像感のある絵に仕上がってます、瞳もバッチリ。
Photo by EP3/バリアングル液晶を活用してのローアングルから猫の視線での撮影も楽勝。
Photo by EP3/光学10倍ズームを活用して遠く離れた鹿も楽勝。
Photo by EP3




